ricebirdgarden’s blog

娘との絵本をめぐる冒険&おうち英語

4歳4か月 音読が始まる

4歳4か月になった娘。相変わらず絵本の世界へせっせと潜り続けている。寝る前の絵本の数は平均して5~6冊。図書館から借りてくる冊数は2週間で20冊弱。家にある100冊近い絵本と合わせながら繰り返し繰り返し読み続ける日々。

 

娘ははっきりって落ち着きのあるタイプではなく、かなりアクティブ。コロナの影響もありリビングにはトランポリンとブランコ(梁に括り付けるタイプ)が常設されている。

 

子供たちが大好きなYOUTUBEでさえ、じっと座ってみることはまれである。いくらか見たらほかの遊びをしながら流し見することが多い。

 

そんな娘は絵本を読みきかせしてもらっているときもしゃべる、動くとまるで聞いていないようなそぶり。

 

「もう聞いてくれないならここでおしまいにするよ」なんてワードも思わず親から飛び出すこともある。

 

しかし、驚くのはそんなスタイルで聞いている絵本であっても暗唱できること。谷川俊太郎さんの有名な「めのまどあけろ」などはおそらく1、2回聞いただけで暗唱してしまった。

 

大好きな「のんたん」シリーズや「14匹のねずみ」シリーズなどお気に入りのものはほとんど覚えている。

 

そんな娘が最近、突然ひらがなをスラスラと読み始めた。「こ」「ん」「に」「ち」「は」といった拾い読みではなく「こんにちは」と滑らかに読めることがほとんど。まったくと言っていいほど教えていないカタカナや多少の漢字も読めるようだ。

 

一体彼女の頭はどんなふうに文字を処理しているのか?ガサガサ動き回って(失礼)ろくに話を聞いていないようなことがほとんどなのにどんどん読めるようになっている。テレビの文字もどんどん読むので下手な番組はもう見れない・・・。

 

観察していると「一文字」で覚えるのと並行して「かたまり(単語)」で覚えてしまっているようだ。そしてこれまで暗記してきた「音」と照らし合わせながら確認しているので滑らかに読めているように思える。

 

娘はこどもちゃれんじのひらがなパソコンやひらがなを覚えるためのおもちゃなどはまったくハマらなかった。カルタもそこそこ。ドリルなんてもってのほか。

 

大人が思う「文字の学び方」はつまらないらしく、なんだかもっともめんどくさそうな「絵本の音を覚える」「いくつか知っている文字と音声を合わせながら文章と絵を眺める」「文字と単語を覚える」というルートをたどっているようだ。

 

細々と続けている英語も同じ。アルファベットは覚えているようだが、読み方はご存じフォニックスルールにのっとるものが多いので、ひらがなのように読むことはできないはずなのに「funny fish」などまとまった単語が読めたりする。こっちからするとまったくもって謎。

 

子供の言葉を習得するプロセスはまさに今しか見ることができない姿で面白くもある。